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2002-03-27 平成14年第1回定例会(第5日) 名簿
2002-03-27 平成14年第1回定例会(第5日) 本文

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  1. 古賀市議会 2002-03-27
    2002-03-27 平成14年第1回定例会(第5日) 本文


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    2002年03月27日:平成14年第1回定例会(第5日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                        午前9時00分開議                        〔出席議員19名〕 ◯議長(前田 宏三君) おはようございます。これより休会中の本会議を再開いたします。             ────────────・────・────────────    日程第1.諸報告 2 ◯議長(前田 宏三君) 日程第1、諸報告をいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  議案等説明のため、地方自治法第121条の規定により出席を求めておりますのは、初日のとおりであります。  なお、本日、舩越嘉彦君外5人から、第33号議案古賀市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について外資源循環型社会対策特別委員会の報告の申し出並びに、奴間健司君外8人から第34号議案資源循環型社会構築本格的推進を求める意見書の提出について及び第35号議案古賀市外1市4町じん芥処理組合に対する意見書の提出についてが追加提出されております。  以上で、諸報告を終わります。  これより議案審議に入ります。             ────────────・────・────────────    日程第2.第1号議案 古賀市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について 3 ◯議長(前田 宏三君) 日程第2、第1号議案古賀公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月4日の本会議において審査のため、総務委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。総務委員長。                〔納冨議員 登壇、篠崎議員 副委員長席に着席〕 4 ◯総務常任委員長(納冨 育代君) おはようございます。総務委員会に会期中の審査事項として付託を受けておりました第1号議案古賀公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について審査の概要と結果の報告をいたします。  審査に当たりましては、総務部長、人事秘書課長等に出席を求め、審議いたしております。この条例は、本年4月1日から施行されます公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律により、新たな職員派遣制度が創設されたことに伴い、古賀市でもこの法に基づく制度の整備を図る必要が生じたことから制定されるものです。  市では、既に昨年3月議会において、古賀市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例を一部改正し、今年度より市社会福祉協議会へ職員を休職派遣してはおりますが、このような職員の派遣について統一的なルールを設定し、職員派遣の適正化、手続きの透明化を図るとともに、人材の有効活用を通じて、市、行政と公益法人等との連携協力による施策の推進や行政課題の対応を図ることを目的としています。  今回の条例では、派遣先として社協のほかにシルバー人材センターを加え、職員の身分取り扱いも明確化されております。
     職員の派遣期間中及び復帰時、復帰後の処遇にはなるべく部内の職員との均衡を失することのないよう第5条、6条、7条で必要な規定が盛り込まれております。とはいえ、制度上、どうしても生じる短期給付や福祉事業での格差を案じる委員からの質問に対しては、市の福利厚生事業で不利益が生じないよう対応するとの答弁でありました。  また、条例に規定がない本人の同意と派遣機関については、法により規定されていますし、定数内派遣ということでもあり、身分保証の確保も図られております。派遣先が2カ所であることに関しては意見がわかれましたものの、討論では住民訴訟を受けて国が整備した法に基づいての条例制定であり、市の施策推進を図る上では必要である。派遣職員の福利厚生面の格差の解消も含め、執行部の判断を尊重する等の意見もあり、採決の結果、全員の一致をもって、原案のとおり決することといたしております。  以上、簡単ですが、第1号議案の審査の結果の報告を終わります。 5 ◯議長(前田 宏三君) これより、質疑に入ります。──ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。                    〔正・副委員長 自責に着席〕 7 ◯議長(前田 宏三君) これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第1号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 10 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第1号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第3.第2号議案 古賀市介護予防生きがい活動支援センター条例の制定について 11 ◯議長(前田 宏三君) 日程第3、第2号議案古賀介護予防生きがい活動支援センター条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月4日の本会議において、審査のため文教厚生委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。文教厚生委員長。               〔小林議員 登壇、矢野(順)議員 副委員長席に着席〕 12 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 第2号議案古賀介護予防生きがい活動支援センター条例の制定について、審査の概要の報告をいたします。  審査に際しましては、保健福祉部長及び福祉課長、関係係長に出席を求め、関係資料の提出を願い、改めて各条文ごとに説明を求め、審議を進めています。  この条例は、高齢者等に対する介護予防及び高齢者の家族にかわる世話の支援等を実施するため、介護予防生きがい活動支援センターを設置することに伴い、条例を制定しようとするものです。  第1条、設置、第2条、名称及び位置、第3条、事業の内容、第4条、利用者、第5条、利用の許可、第6条、使用料、第7条、使用料等の減免、第8条、利用の制限、第9条、管理の委託、第10条、損害賠償、第11条、委任、附則の条文となっております。  委員からは、高齢者等とはどういう意味か、第3条第6号の事業は、地域公民館の事業に限定したものなのか等の質問が出され、執行部の回答は、原則60歳以上の高齢者が利用対象者だと考えているが、もっと広義に介護保険料を納めている40歳以上も念頭においている。若年、障害者をも含む。地域は行政区や学校といったエリアを伴う地域と、エリアを伴わないボランティア活動なども指すことになるというものでした。さらに、委員から、利用者は前もって予約することになるのかとの質問に対して執行部は、サービスの利用については、コーディネーターが行う。サポーターが何人集まるか、その体制でどれだけ受け入れられるかということを考えてやっていくと回答しています。  このほか、使用料は、財産使用料事業参加負担金とを合算した額を券として購入してもらう。サポーターも利用者なので、500円は徴収の対象となる。貢献活動が終了すれば1,000円分の活動券が配布される。相殺すれば500円相当が手元に残ることになる。券には譲渡性もあり、グループの中で集まった場合には、1万円分の券がたまれば換金してグループの活動資金として使えるようにしたいとの説明を受けています。  委員から、介護が必要とならないようという表現について、自立促進と介護負担軽減を図るようにする方が正確なのではないかとの意見が出されました。これに対して執行部は、今の健康状態を少なくとも維持させ、できれば元気度を高めてもらいたい。将来介護が必要にならないようにという趣旨でこの表現にしたと答えています。  討論では、趣旨に賛成したい。介護予防の概念は非常にすばらしい。医学の分野でも予防医学の点から見直されている。このセンターの事業は豊富である。完全に運営されれば、日本一の古賀市づくりの一端を担うものとなるものと信じる。このセンターの取り組みは全国的にもさきがけたものであり、いい取り組みであると判断するとの賛成討論が行われました。  採決の結果、委員全員一致をもって、当条例案に対し、原案のとおり決することといたしております。  以上、簡単ですが、審査の結果の報告を終わります。 13 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。ございませんか。豊田君。 14 ◯議員(14番 豊田みどり君) 利用料等、それから、あと活動で、ボランティアをした分は、活動券として1,000円を支給されるということですけど、これはグループに限っての還元となるっていうふうに今ちょっと受け取ったんですけど、個人の還元制度というのはあるんでしょうか、そういった質問は出ませんでしたでしょうか。 15 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 16 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 豊田議員の御質問にお答えいたします。  個人でどうかという議論もいたしました。しかし、今のところ市としましては、個人であっても、グループとして登録か何かされて、それで最初はグループを認めて、それで発足させたいという答えでした。 17 ◯議長(前田 宏三君) ほかにございませんか。内場君。 18 ◯議員(5番 内場 恭子君) 同じく第6条のやはり市の独自の通貨ということで、地域通貨とか、地域マネーとかいうふうな考えをお持ちでされてる分だと思いまして、委員長の説明の中にもありましたが、しかし、実際問題の細かい規定とか、そういう換金の方法、それから、流通の方法等については、今後規則か何かで定められてそれによって運営をされるんでしょうか。またそういう内容が決まって、ある程度もう決まった形で説明されたのでしょうか。 19 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 20 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 内場議員にお答えいたします。  規則は案としてできておりますけれど、今後の予定につきましては、地域通貨としてもっと広く使えないかということも考えに入れた上で、まずはこのサンコスモの横の施設で地域通貨の初めての使い方として試してやっていきたいという答弁でした。 21 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですか。質疑を終結いたします。                  〔小林議員・矢野(順)議員 自席に着席〕 22 ◯議長(前田 宏三君) これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。奴間君。 24 ◯議員(9番 奴間 健司君) 第2号議案は、介護保険制度がスタートした後、新たな取り組みとして課せられた介護予防生活支援事業の国の補助事業を受けて建設される施設の設置と管理を定める条例であります。高齢者や障害者、その家族が安心して生活できる地域を実現する取り組みの一つとして、この施設において展開されるさまざまな事業は有益であることからこの条例案に賛成したいと思います。  審議を通じて感じた問題点について意見を述べておきたいと思います。  第1に、古賀市においても総合的な福祉条例が必要ではないかということです。すべての市民の個人としての尊厳が重んじられ、市民の自立への努力、市民の自立支援に向けた市の健康福祉施策及び地域で展開されるさまざまな福祉活動が相互に連携を取りながら推進され、高福祉の実現を図ること。高齢者が尊敬され、社会の中核となるような活力ある長寿社会を築くこと。地方自治体としてこうした社会を実現することを全市民に明らかにすることが重要であろうと思います。  今回の施設は、従来の福祉施設と違うということが強調されておりますが、その方向性は施設から始まるわけではないと思います。施設のあり方を契機としながらも、高齢者保健福祉計画総合的福祉条例へと体系化することが求められていると思います。  第2に、──よろしいですかね。助役。第2に、第1条中の介護が必要とならないようという表現はさまざまな誤解を招く可能性がある表現と思います。介護には介護保険制度介護サービスもあれば、広い意味の介護もあり、介護が必要とならないということは余り正確ではないような気がします。本来は、高齢者等の尊厳を基本とした健康長寿社会を目指すという趣旨と理解したいと思います。極めて狭い意味で、介護保険会計を安定運営させるための介護予防という趣旨だけであってはならないような気がいたします。  介護保険制度の欠陥を補完するさまざまな福祉施策が求められており、介護保険制度抜本的見直しも必要であろうと考えます。介護保険制度に対する評価の違いが内合されており、この議論は今後も継続を深めていく必要があると考えております。  第3に、第4条の利用者についての規定は非常にわかりにくい表現になっています。元気な高齢者で積極的に生きがい活動を行いたいもの、日常生活上の基本動作に一部支援の必要なもの。家に閉じこもりがちな者、介護保険上の要介護認定者でない者等などわかりやすい表現でよいのではないかと思いますが、これについては、市民への広報の中で改善するとのことで理解をしております。  以上の意見を述べまして賛成討論としたいと思います。 25 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。豊田君。 27 ◯議員(14番 豊田みどり君) 賛成の立場で討論いたします。  この介護予防生きがい活動支援センターは1年間の市民との、それから、行政との共同でつくられたものと認識しております。この条例制定に当たっては、理由の中にその趣旨が含まれておりますけれども、設置条例とした方が本当はいいかなというふうにも思いますけれど、1年間の成果だと評価いたしまして、この条例案に賛成いたします。 28 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第2号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 31 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第4.第3号議案 古賀市古賀市若年者専修学校等技能習得資金の返還債務の免除に関する条例の制定につ               いて 32 ◯議長(前田 宏三君) 日程第4、第3号議案古賀若年者専修学校等技能習得資金の返還債務の免除に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。ございませんね。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 35 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第5.第4号議案 古賀市隣保館条例の制定について 36 ◯議長(前田 宏三君) 日程第5、第4号議案古賀市隣保館条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月4日の本会議において、審査のため文教厚生委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。文教厚生委員長。               〔小林議員 登壇、矢野(順)議員 副委員長席に着席〕 37 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 第4号議案古賀市隣保館条例の制定について、審査の概要の報告をいたします。  審査に際しましては、教育部長及び教育総務課長、隣保館長、関係係長に出席を求め、関係資料の提出を願い、改めて各条文ごとに説明を求め審議を進めています。  この条例は、地域改善対策特定事業にかかる国の財政上の特別措置に関する法律が平成14年3月31日で失効することに伴い、社会福祉法に基づき、隣保館事業を推進するため条例の全部を改正するものです。  第1条、設置、第2条、名称及び位置、第3条、事業、第4条、職員、第5条、運営委員会、第6条、使用の許可、第7条、使用の制限、第8条、使用の停止または取り消し、第9条、使用料、第10条、損害賠償、第11条、委任、附則の条文となっております。  委員からは、近隣市町村でも隣保館を設置しているのか。全国に何箇所か。隣保館や同和地区がだんだんと人々の記憶の中から消え去っているという現実もある。このまま館を設置し続けることが本来の精神に沿うのか。今後の事業の特徴的な性格を説明してほしい等の質問が出され、執行部の回答は、近隣では、福間町、福岡市、粕屋町、志免町、糸島地区に設置されている。全国31府県、977館設置されている。社会福祉法に基づき、保健福祉事業、教育事業、コミュニティー事業を展開する場所である位置づけで、その中で同和問題の解決に向けて取り組むことにしている。一般的な施設という位置づけだ。現行条例は対象を限定していたが、今回は地域を特定していない。広義に解釈すると、市全体を対象にした福祉と人権のまちづくりの拠点がこれからの隣保館であると考えているというものでした。  さらに、委員から、運営委員会には、市民から何名委嘱されるのかとの質問に対して、執行部は、全体で15名以内なので、12名を予定している。それぞれの団体の人数振り分けはまだ決定していないが、現委員の任期が3月31日までなので、3月中に話し合って、今後の委員会について検討してもらうと回答しています。このほか、使用料は社会福祉法第2条第3項第11号に無料、または低額の料金で使用させることが規定されているため、これに基づき無料としたとの説明を受けています。  委員から、事業内容を考えると、休日、とりわけ土曜日は開館すべきだ。そうしないと週5日制の対応などもできない。住民のニーズにあった開館をとの意見が出されました。これに対して執行部は、部内で協議しているが、基本的には土曜日を開館すべきであるという方向で議論、論議している。人の問題も出てくるので市長部局と協議して詰めていきたいと答えています。  討論では、社会福祉の増進と、人権、同和問題の解決という趣旨のもと、広く全市民を対象に施設を活用していこうとするものだ。設置後25年を迎えるということで、今まで同和地区における教育や福祉の向上に大きな貢献をしてきたと思う。特別措置法の法切れを受けて、発展的に開かれた事業を推進することになるため、休館日や夜間の開館など、改善すべき点もあると考える。この内容は規則で定められることになるが、事業内容に見合った運営の規則を確立してもらいたい。法切れを受けての転換ではあるが、人権問題について蓄積してきたノウハウもあるので、福祉と人権のまちづくりの拠点として、さらに新しい課題に答えていくのではないかと思っている。こうした意見をつけて賛成したいとの賛成討論が行われました。  採決の結果、委員全員一致をもって、当条例案に対し、原案のとおり決することといたしております。  以上、簡単ですが、審査の結果の報告を終わります。 38 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。内場君。 39 ◯議員(5番 内場 恭子君) まず、この2条の名称の点についてです。隣保館の名称及び位置ということで、古賀市隣保館ということになっておりますが、市民全体の公共の施設としての福祉の向上を図るという目的であったら、この名称を、例えば社会福祉センターなどというふうな、それとか地域福祉センター何々というふうな名称にかえるというふうな御意見は出ませんでしたでしょうか。またそういう検討をされたでしょうか。  それから、もう一つは、委員長報告の中にも出ておりました。土曜日の開館という点で、土曜日の開館以外にも市民の有効な活用ということを考えれば、日曜日、土日の開催ですね。それから、報告にも出ておりましたような、夜間の開催という、例えば、中央公民館等の利用と同じような形は検討されての上での設置でしょうかという点をお尋ねします。 40 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 41 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 内場議員にお答えいたします。  名称についてですが、隣保館長の方から全国的に愛称等をつけていっている傾向にあるが、古賀市の場合は正式名称しか記載しないという答弁があっておりまして、委員からの質疑は特にありませんでした。  それから、夜間とか、日曜日、または土曜日等の開催については、複数の委員から要望が出されております。
    42 ◯議長(前田 宏三君) 内場君。 43 ◯議員(5番 内場 恭子君) わかりました。もう一点、1条の方にあります人権福祉、同和問題の速やかな解決を図るという点で、人権問題イコール同和問題ではないという私は考えから、委員の中からは同和問題等について今後この名称を削るというふうなことを検討されるような案は、意見は出ませんでしたでしょうか。 44 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 45 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 内場議員の御質問にお答えいたします。  同和という文字を削るという意見は出ませんでした。 46 ◯議長(前田 宏三君) 篠崎君。 47 ◯議員(13番 篠崎 秀人君) 設置なり、目的についてお尋ねしますけど、今度は大きくそのことがかわるわけですね。そういったことで、市民全般が使えるという施設にかわっていくということで、そういった利用についての方向転換されるそういったことの市民への啓発なり、市民への徹底、そういったものは、恐らく広報あたりでできると思うんですけど、そういったことについての議論はありましたでしょうか。 48 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 49 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 広義に解釈して、市全体を対象として使っていくという趣旨でこの隣保館条例がつくられております。それで、そういうような報告が執行部の方からもありましたし、それと機構改革のこともありそうですので、それ以上、突っ込んでの質問は出ておりません。 50 ◯議員(13番 篠崎 秀人君) PR。 51 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 52 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) PRについてもこれからということでございます。 53 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですか。質疑を終結いたします。                  〔小林議員・矢野(順)議員 自席に着席〕 54 ◯議長(前田 宏三君) これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 55 ◯議員(5番 内場 恭子君) この条例に対して反対の立場で討論いたします。  地対財特法の失効に伴いまして、同和事業、同和特別対策の法の根拠がなくなります。設置目的になお同和問題の速やかな解決を図るとしてありまして、これについて反対いたします。  また、隣保館の名称も地域コミュニティーセンターとして市民に有効に活用していただくということを考えれば、地域福祉センター何々というような名称にすべきだと考えます。  ほかにも市民の有効な活用を図るという点では、土日、夜間の開催等を真剣に検討すべきだと考えますし、また再度繰り返しになるかもしれませんが、同和事業、同和対策はやめるということで、このことから反対いたします。 56 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第4号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 60 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第6.第5号議案 古賀市立小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の               制定について 61 ◯議長(前田 宏三君) 日程第6、第5号議案古賀市立小中学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 64 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第5号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第7.第6号議案 古賀市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について 65 ◯議長(前田 宏三君) 日程第7、第6号議案古賀市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 68 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第6号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第8.第7号議案 古賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 69 ◯議長(前田 宏三君) 日程第8、第7号議案古賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。ございませんね。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 72 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第7号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第9.第8号議案 古賀市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 73 ◯議長(前田 宏三君) 日程第9、第8号議案古賀市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 76 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第8号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第10.第9号議案 古賀市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定に                ついて 77 ◯議長(前田 宏三君) 日程第10、第9号議案古賀市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 78 ◯議員(5番 内場 恭子君) この第9号議案に反対の立場で討論いたします。  まず、日本経済がなかなか長引くこの不況から立ち直らないでいるこの状況の中、市民の皆さん本当にリストラ、それから、失業、賃金の切り下げ等で非常に生活に不安を持っていらっしゃいます。こういう不安がつのる中で、公務員の給与も削減される。こんなときに、議員の歳費を上げるという点について私は反対をいたします。 79 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。奴間君。 82 ◯議員(9番 奴間 健司君) 私は第9号議案に賛成の立場で討論をしたいと思います。  第1の理由なんですが、報酬審議会の答申内容を私はまず尊重したいと思います。より多様化した住民ニーズに対応し、より充実した活動を行うためには厳しい社会経済情勢を踏まえながらも、その職務や活動に対する妥当な報酬であるべきだとの答申は私はぜひ尊重したいと思います。20人の議員全体で、年間445万2,000円の報酬アップ、この内容についてはいろいろな見方はあると思いますが、議員活動をさらに活発化させるために必要ではないかと判断いたします。  さらに、今の議員の状況だけではなく、今後、女性、あるいは若い人など、本当に議員になってほしい人がどんどん誕生するために、その活動や生活の一部を支える報酬は必要ではないかと私は考えます。  第2に、古賀市議会の活動状況についてですが、特別委員会の議会閉会中の開催日数が全国で名古屋市に次ぐ2位であること、議会運営について、ことしに入ってからも既に多くの議会が古賀市議会に視察に来ていること。議員みずからが作成する議会報など、かなり活発な状況といえます。まだまだ改善すべき点も多々あると思いますが、住民の付託に答えようという意欲と活力があると私は考えています。  第3に、議員が報酬にふさわしい活動をしっかり展開することはいうまでもありません。私ごとですが、私は報酬を基礎にさらに講演会活動における会費、個人寄付、機関誌、事業収入等によって年間100数十万円の収入を確保し、毎年県に収支報告を提出しております。報酬で足りない分を、市民の会費、個人寄付で補っているのが実態であります。報酬で足りなければこうやって補って活動すればよいし、万が一余るなら市に返還するなどの手段をいろいろと考えて戻せばよいと思います。  さらに、資産公開や講演会収支報告提出など透明制を高める努力を行うことは当然のことだと思います。  以上の理由と議員としての責務を明らかにしながら賛成討論としたいと思います。 83 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立13/18名〕
    86 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第11.第10号議案 古賀市特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定                 について 87 ◯議長(前田 宏三君) 日程第11、第10号議案古賀市特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 90 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第10号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第12.第11号議案 古賀市職員等の旅費に関する条例一部を改正する条例の制定について 91 ◯議長(前田 宏三君) 日程第11、第10号議案古賀市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、3月11日の本会議において、質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 94 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第11号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第13.第12号議案 古賀市同和対策審議会条例の一部を改正する条例の制定について 95 ◯議長(前田 宏三君) 日程第13、第12号議案古賀市同和対策審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたましす。  本案は、3月11日の本会議において質疑まで終結いたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 96 ◯議員(5番 内場 恭子君) この12号議案に対して反対の立場で討論いたします。  まず、地対財特法の失効に伴い、同和対策課は廃止すべきという考えです。市民部、人権・同和政策課というふうな文言の中からも同和政策という文言を廃止、同和政策課はやめるべきです。市民部人権課とすべきだと考えます。このことから反対いたします。 97 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 101 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第12号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第14.第13号議案 平成14年度古賀市一般会計予算について          第14号議案 平成14年度古賀市国民健康保険特別会計予算について          第15号議案 平成14年度古賀市老人保健特別会計予算について          第16号議案 平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計予算について          第17号議案 平成14年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について          第18号議案 平成14年度古賀市介護保険特別会計予算について          第19号議案 平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計予算について          第20号議案 平成14年度古賀市水道事業会計予算について 102 ◯議長(前田 宏三君) 日程第14、第13号議案平成14年度古賀市一般会計予算についてほか、第20号議案までの7議案を一括上程し、議題といたします。  この8議案は、3月4日の本会議において審査のため、予算特別委員会に付託いたしておりましてので、審査の結果の報告を求めます。予算特別委員長。                〔清原議員 登壇、納冨議員 副委員長席に着席〕 103 ◯予算特別委員長(清原 留夫君) おはようございます。それでは、予算特別委員会に議会開会中の審査のため付託を受けておりました第13号議案平成14年度古賀市一般会計予算について、第14号議案平成14年度古賀市国民健康保険特別会計予算について、第15号議案平成14年度古賀市老人保健特別会計予算について、第16号議案平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計予算について、第17号議案平成14年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、第18号議案平成14年度古賀市介護保険特別会計予算について、第19号議案平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計予算について、第20号議案平成14年度古賀市水道事業会計予算について、合計8議案についての審査の結果の報告をいたします。  審査に際しましては、市長、助役、収入役、教育長並びに関係部課長の出席を求め、一般会計では、各款の概要説明、特別会計では、歳入歳出全般の概要説明を受けた後、細部にわたり質疑、討論を行い審査をしております。なお、審査の詳細につきましては、議長を除く議員19名による特別委員会であることから、省略させていただきますが、一般会計総括質疑において次のような質疑が行われております。  2款総務費では、広域物流拠点事業開発研究業務委託費が13年度中、執行されなかったにも係わらず、14年度においても同額を再度計上している根拠、個性ある美しい街並みづくり基本計画策定業務委託の内容、たばこ組合助成金の使途についての市の説明責任、文化の日記念式典についての市の考え方、市政モニターの役割と廃止の是非。  3款民生費では、特別保育事業の前倒しと保育所再編計画の整合性、保育所再編計画と行財政改革。4款衛生費では、公害監視団体補助の助成の支給対象の明確化、じん芥処理組合負担金の負担割合の見直し、生ごみ処理機購入補助の減額と市民に対するごみ減量の啓発。5款労働費では、緊急地域雇用創出特別基金事業について古賀市の失業問題の実態把握、IT関連事業における子どもに対する情報化の対応。6款農林水産業費では、古賀市の農業政策、7款商工費では、国からの人材派遣による市の商業活性化、古賀市の商工振興のあり方。8款土木費では、「緑のまちづくり古賀市10万本のふるさとの森づくり」事業のあり方、ユニバーサルセンター選考委員会の役割、10款教育費では、移動芸術事業への市民の積極的な取り組み、給食センターの民営化などについて、また予算審議に関連して、4月1日より解禁されるペイオフへの市の対応について、各特別会計におきましても、各委員より質疑、要望がなされております。  以上、質疑等を踏まえて、討論、採決に入りました。  第13号議案平成14年度古賀市一般会計予算については、反対討論として、委員から、全体的には平成14年度予算案は第3次古賀市総合振興計画2年目の予算案であり、実質的に計画具体化の初年度の予算案であるにもかかわらず、事業体系表策定段階での予算編成になっており、計画に基づいた予算編成になっていないこと、総務費では広域物流拠点事業について、事業そのものの概念に変更があることように考えられ、不要不急の予算と感じられたこと。  人件費については、嘱託、臨時職員の採用は総体的には人件費の抑制につながるが、将来を見通して、職員構成、経験の蓄積、政策形成能力の向上を考慮すべきであること。  民生費では、保育所再編問題について、保護者、市民の十分な理解を得られない中での再編強行は容認できないこと。地域改善対策特定事業にかかわる国の財政上の特別措置に関する法律、通称、特措法の失効に伴い、一切の同和対策事業を終結すべきであること。  衛生費では、ごみ減量が最大の課題であるにも係わらず、生ごみ処理機購入補助の減額、市営住宅での生ごみ処理機の設置予定が無いなど、市全域へのごみ減量の啓発意欲が感じられないこと。  教育費では、教育長による教育施政方針が必要不可欠であり、市長部局の予算編成方針の枠内での教育予算の編成は改めるべきである。学校用務員の臨時職員化については、学校現場の実状を調査すべきなどの意見が出されております。  これに対して賛成討論としては、全体的にこれまで議論されながらも実現できなかった施策が実現されることになり、市長の積極的な政策展開を評価する。地方交付税の前年度比4%とする状況の中で、公債費の返還が昨年度より増額していることは評価できる。  総務費では、こが女性ホットラインの設置、市内巡回バスの検討開始、民生費では、エンゼルプラン推進事業としてファミリーサポート事業、保育所体験事業の前倒し実施は評価する。教育費では、学校施設開放に伴う夜間照明施設の設置について、今後、市内全学校に設置されることを希望しつつ評価する。また、平成14年度のテーマである「交通と交流」に伴う事業として、「緑のまちづくり古賀市10万本のふるさとの森づくり」事業では子どもから社会人に至るまでの異世代間の交流、また国際交流など方向性が示されたことは評価するが、今後は職員の他市、民間企業との交流、児童生徒の学校間での交流などを推進してもらいたいなどの意見が出され、採決の結果、賛成多数により原案どおり決することにいたしております。  次に、第14号議案平成14年度古賀市国民健康保険特別会計予算では、反対討論として、資格証、短期証明書の発行により、診療の抑制につながっている、重大な状態になる前に治療を受けやすい保険制度をすべきである。保険税の納付方法については、被保険者ごとに柔軟に対応してもらいたいなどの意見が出されておりましたが、採決の結果、賛成多数で原案どおり決することにしております。  次に、第15号議案平成14年度古賀市老人保健特別会計では、討論、採決の結果、全員賛成で原案どおり決することにいたしております。  次に、第16号議案平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計では、賛成討論として、市全域への公共下水道普及のための本管への接続が早急に必要である。1日も早い公共下水道の普及を願うなどの意見が出され、採決の結果、全員賛成で原案どおり決することにいたしております。  次に、第17号議案平成14年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算では、賛成討論として、現在は償還のみが行われているが、1日も早く償還を行うことが重要であることともに、悪質な滞納者については訴訟も考慮してもらいたいなどの意見が出され、採決の結果、全員賛成で原案どおり決することにいたしております。  次に、第18号議案平成14年度古賀市介護保険特別会計予算では、反対討論として、介護保険制度への期待は大きかったが、保険料、利用料が高く、また低所得者への減免制度がなく、高齢者が安心して介護を受けられるような制度にしてもらいたいなどの意見が出されましたが、賛成討論として、高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の見直しが進められる中、今後5年間は市民も関心をもって見守るので情報公開を進めてもらいたい。市独自でも低所得者に対する保険料、利用料の減免制度をつくるべきであるなどの意見が出され、採決の結果、賛成多数で原案どおり決することにいたしております。  第19号議案平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計予算では、賛成討論として、農業集落排水事業は、公共下水道事業にかわる事業として早急に完成が望まれる。このほかにも合併浄化槽を設置するなどして、環境への負荷の少ないものを進めてもらいたいなどの意見が出され、採決の結果、全員賛成で原案どおり決することにいたしております。  最後に、第20号議案平成14年度古賀市水道事業会計予算では、反対討論として、水道料金への消費税の課税は反対であるとの意見が出されましたが、賛成討論として、第9期拡張事業の計画から大きくかけ離れている地域がある。具体的な検討をし、当初の計画に近づけるようにしてもらいたいなどの意見が出され、採決の結果、賛成多数で原案どおり決することにいたしております。  執行部におかれましては、委員からの指摘、要望等を十分に考慮されて、健全財政を堅持しながら予算の執行を望むものです。  以上、簡単ではありますが、本委員会に付託を受けておりました各会計予算の審査の結果の報告を終わります。 104 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。質疑は1議案ごとに行います。  まず、第13号議案平成14年度古賀市一般会計予算についての質疑に入ります。よろしいですね。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第14号議案平成14年度古賀市国民健康保険特別会計予算についての質疑に入ります。よろしいですか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第15号議案平成14年度古賀市老人保健特別会計予算についての質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第16号議案平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計予算についての質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第17号議案平成14年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についての質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第18号議案平成14年度古賀市介護保険特別会計予算についての質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第19号議案平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計予算についての質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、第20号議案平成14年度古賀市水道事業会計予算についての質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。                   〔清原議員・納冨議員 自席に着席〕 113 ◯議長(前田 宏三君) これより1議案ごとに討論、採決を行います。
     最初に、第13号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論を発言を許します。内場君。 114 ◯議員(5番 内場 恭子君) 13号議案の一般会計予算について反対の立場で討論いたします。  委員長報告の中にもふれていただいておりましたが、重複する分、また足りない分がありますので、再度、反対の立場で討論します。  2002年の3月末をもって地対財特法が終了し、特別対策は一般対策に移行いたします。国が同和対策を終結するときに、一切の同和対策を、特別対策を終結し、同和対策、市単独事業、同和対策課などをやめるべきと考えます。一般対策に移行したものもありますが、しかし、まだ古賀市の予算には自動車免許取得補助93万8,000円、同和地区活動補助550万円、保育所入所支度金217万円など、同和教育費でも、社会同和教育指導員の配置や解放子ども会などへの講師謝礼など、約合計3,200万円もの突出した予算の配分があります。これは公平公正な税金の使い方とはいえません。同和事業の終結と一般施策への速やかな移行を願っております。  高齢者福祉についても、介護保険の導入後、古賀市の果たす役割はますます重要になってきていますが、生きがいと健康づくり推進事業等の類似公民館で行うような地域ボランティアによる介護予防も不十分で、市が補完すべき介護予防の責任を果たしているとは思えません。また、介護保険に係る一般財源からの繰り出しをもっと多くして、保険料や利用料を減額免除する制度をつくってほしいという市民の希望に答えられるような状況になっていません。市民の負担を軽減すべきこういう考えをもってないという点、また敬老の日の祝い金の復活を求める市民の要望にも答えていないということについて、それから、子どもを育てるという面で、公立、私立の保育料の軽減を図るということ、このことは子育てを支援し保護者の生活を応援するという大切なことです。保育所のない舞の里地区に保育所をつくることは大変よいことと考えますが、1園を廃止し、2園を民営化するというこの計画を含む保育所再編成は、市民の十分な理解も得られておらず、本当に大切な児童の健全育成に対して果たすべき行政の役割を果たしていないという点から、再編成計画の見直しを必要だと考えます。  学校5日制の4月からの実施に対しても、青少年総合センターの果たすべき役割は重要だと考えます。特に、こどもセンター、少年センターの責任、他公共機関との連携が急務ですが、これが十分になされていません。  環境問題についても、ごみの減量が最大の課題といえる今このときに、生ごみ処理機の補助の減額、廃プラスチックの分別など、ごみの減量化に非常に有効だと市が認識していながらも、これを市全域に広げようとしないこと。また、市営住宅等に、生ごみ処理機等を設置する予定がないという計画が立案されていないという点も大きな問題です。また、新清掃工場への負担金が多いという点でも反対いたします。  商工農業へに対しても、十分な援助策が不足していること。特に、不況にあえぐ中小業者への融資制度が不十分だという点。教育の面では、学力向上推進事業の中で、学力生活実態調査が行われようとしていること。同和地区児童を特定するこの調査はやめるべきだと考えます。この調査を行うということ自体が大きな問題だと考え、以上の点からもこの予算に反対いたします。 115 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。豊田君。 116 ◯議員(14番 豊田みどり君) 賛成の立場で討論いたします。  14年度の予算編成は、予算の算出根拠を、これまでの過去何年間かの平均実績から予測するのではなく、前年度実績をもとに推計したとの説明がありました。このことにより、過大の予算立てを防ぎ、経費削減が図られ、より有効な予算配分がされたと評価いたします。  ふくおかネットワークは次の事業の予算化に賛成します。福祉ではバリアフリー化促進に、JR古賀駅のエレベーター設置、投票所ベビーベットのレンタル、市内循環バスの検討開始、環境ではごみ減量資源化推進に資源回収奨励金の増、こども政策では、家庭児童相談室の開設日の増、こどもセンターを市単独事業として嘱託職員の配置と土日の開館検討、ファミリーサポート事業、保育所体験特別事業の開始、地域コミュニティーづくりに生涯学習基本計画と人材育成活用の計画策定づくりが盛り込まれていること。女性政策では、古賀女性ホットラインの開設などがあります。  今回の予算審議の中で、2つのことを提案したいと思います。予算書を市民への説明資料という発想でつくること。財政は行政の最大の意思決定であり、予算書は市民への最重要な説明資料であります。ところが、現実には、市民に見せる説明するという観点で予算書は作成されていません。説明資料として、それとは別に行政が市民に見せたい部分だけを広報するという観点でつくられて資料が作成されています。それでは、市民が行政の意思決定過程を知ることはできず、市民の関心をひくことはできません。事業別予算、事務事業評価などはこうした予算の改革に重要な手段だと考えます。もう1つは、予算策定過程を市民にガラス張りとする。予算を要求し、査定をして決定するまでのプロセスは行政の中で進められ、ほとんど明らかにされていません。議会は出てきた成案を議論することになっています。  今回の予算審議の中で、たくさんの資料請求がありましたが、ほとんどが口頭とされ、市民に明らかにされないと感じています。しかし、今年度のこれらの予算事業を広く市民に知らせ、利用活用できるよう執行されることを要望しまして賛成討論といたします。 117 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。奴間君。 118 ◯議員(9番 奴間 健司君) 私は総額153億8,200万余の2002年度一般会計予算に反対の立場で討論をさしていただきます。  市長は「輝く未来へ、はつらつ交流都市こが」に向けてことしを飛躍に向けた境目の年と位置づけました。私は本来的にはホッとする未来へ、ふれあい交流都市古賀に向けて市政と市民の相互信頼を強め、職員相互の意志疎通を十分行いながら確かな一歩を踏み出す年とすべきではないかと考えております。  第1に、今回の予算案は施政方針、予算編成方針、そして事業概要が一体のものとして示されていないと判断いたします。その結果として、基本構想や基本計画に基づいて、総合的で計画的な政策展開を視野に入れた予算編成になっているのか、私はそうなっていないのではないかと判断をするに至りました。  交通と交流という整理の仕方は実態としても意味がなく、むしろ総合的な政策の展開、計画的な予算編成を妨げる手法になっているのではないかと考えます。さらに、ユニバーサルセンターの方向性、商工振興政策室の設置、家庭児童相談の5日間の開設など重要なことがあらかじめ説明されず、審議途中で判明したり、あるいは中には、まだ市長のところに上がってない面も目立つなど問題点があったと思います。  私は2000年度の予算に対しては、市長が出されるであろう施政方針に期待しつつ賛成討論を行っております。あれから2年が経過いたしましたが、市長は施政方針のあり方についての私の問題提起を入れる幅をどうも持ち合わしていないようであり、政治的リーダーシップが十分発揮されていないように感じるところであります。  第2に、経常経費5%削減達成に相当の労力を取られ過ぎてしまった予算ではないかということであります。経常経費の削減に向けて努力することは私も認めます。しかし、その先にどういう将来構想があるのか明らかにしないまま5%削減ありきは担当部課を萎縮させ、総合的、計画的予算編成に頭を使うことを妨げるマイナス面もあったのではないでしょうか。  市税収入は3.7%の増が見込まれ、交付税は2億1,000万円減となるものの、臨時財政対策債4億9,700万円で補てんするという歳入構造になっています。御承知のように、臨時財政対策債は小泉政権の赤字国債の先送り策で、地方の税財源の拡充が後回しになったしろものではありますが、この一定程度歳入が確保された構造のもとで、総合的、計画的な重点配分を実施すべきだと私は考えます。5%削減した結果、どれだけの財源が確保されたのかについては、一般質問の段階になってそれが1億3,000万円だということ、そしてその投入先が交通と交流、学童保育、乳幼児医療、環境基本計画に投入されたということが一般質問の段階で明らかにされましたが、私はこれを真から信ずるわけにはいきません。5%削減ありきが市民生活に関連のある施策に影響を及ぼしているのではないかと私は危惧をしています。  第3に、第3次マスタープランの実施計画の問題です。現在マスタープランに基づく事業体系表が作成中とのことであり、2003年には、実施計画を公表できる段階になるとの答弁がありました。実施計画の公表の時期が明らかにされたことは一歩前進だと思います。しかし、実質的にマスタープラン具体化初年度の予算であるにもかかわらず、実施計画に基づいた予算編成じゃないということは第3次マスタープランの策定の問題、振興管理の問題が浮き彫りになっているのではないでしょうか。  第4に、清掃工場と運動公園について、将来的な財政負担の全体図を明らかにし、それに関連する経費の軽減策を示すことで、市民、議会の理解を得ようという努力がみられないことであります。施政方針に清掃工場のことを一言もふれないのはおかしいと思いますが、一般質問の中で市長が、この清掃工場建設は政策の反映ではなく、どうしてもつくらねばならないものであるという趣旨の答弁がありました。資源循環型社会を目指す政策の反映として清掃工場の規模、適正管理、将来計画を確立するのは市長の責務ではないでしょうか。  新清掃工場について、古賀市としては、今後20年間で約32億円程度の建設費負担があるとの概算の推計が出されました。また、新清掃工場の経常負担金は稼働開始後4カ月間のうち、メーカー負担の2カ月分を除いて5,748万3,000円であり、2003年度にはその6倍以上、3億5,000万円以上になるだろうというのが私の計算の結果での推計値です。この二つの事業こそ、今後10年、20年と古賀市の財政状況を圧迫する可能性が最も強い事業であると私は判断します。清掃工場の稼働開始、運動公園の2期事業への着手を迎えるこの時期の予算案としては、判断材料が全く希薄であります。  第5に、人件費についてです。1999年の人件費を100とすると、2000年が98、2001年が99、そして2002年が101と推移していると思いますが、小中学校に関する人件費は100から96、91、82へと激減しております。私は小中学校関連の人件費削減そのものも容認できませんが、その削減過程における市長の現状把握のなさに私は怒りを感じているわけであります。  また、市長は一般質問の中で、臨時職員については、2000年が204人、2001年が306人、2002年が530人と答弁されました。この数字をその後確認したところ2002年の530人は総延べ人数であり、それ以前のカウントは実人数のカウントであるということがわかりましたけども、この答弁は、そういう意味で正確ではなく、また誤解をうむ答弁だったと私は判断しております。  金額面では、2002年度、対前年度比臨時職員については約1,300万円ほどの増額かと思いますが、実質8人ちょっとの増加ではないかと私は判断しております。人件費の把握、分析については、正確であるべきであると指摘をしておきたいと思います。嘱託職員や臨時職員の増加は、人件費の抑制には効果があると思いますが、現状の定数で果たしてよいのか、将来をにらんだ職員の年齢構成、現場の状況をしっかり把握できる職員の確保、政策能力の向上をしっかり視野に入れた定数管理が求められていると思います。  また、教育委員会に嘱託職員を配置する計画や、商工振興政策室が設置されることが、先ほど述べましたように、審議途中で明らかになり、また国からの人事交流もあるということが明らかになったわけですが、市長や教育長が現行の組織や人員をどう生かそうとしたのかという反省とあわせて、機構改革そのものの欠陥、両面から総括をすることが求められていることを指摘しておきたいと思います。  個別の問題ですが、広域物流拠点事業開発研究業務委託500万円については、2001年度100%減額補正した上に再度計上されています。事業そのものの内容の理解にもどうも変更があるようで、計上する根拠があいまいであり、不要不急の予算計上といわざるを得ません。保育所再編協議謝礼8万円ですが、これは保育所を新設、あるいは民間に委託する際の基準を作成するという説明ですが、たったの2回でこれだけの重要な内容を行うことはできないと思います。  2月に配付された保育所に子どもを預けている保護者への回答書によりますと、従来の市長の見解とは異なり、公立と民間には客観的な格差があることを認めた内容になっています。こうした実態把握に基づき、審議会を設置し、時間をかけて慎重に審議すべきであると私は考えています。まして保護者の合意は絶対的要件ではないという見解をどうどうと明らかにし、今後の保育所再編計画を強行することは容認できません。  3月議会中に開催された保護者に対する説明会の中で、古賀市は説明会終了を宣言し、あとはこども政策課に聞きに来いということを通告しました。市長は結局たったの一度も保護者と話をしていません。助役が対応しましたけども、保護者に理解を得る態度だったかどうか疑問を持っているわけであります。私は保育所再編協議謝礼、8万円ではなく、今後の保育行政のあり方を検討する審議会を設置して慎重な審議を行うことを強く求める次第であります。  運動公園のユニバーサルセンター選考委員会委員60万円については、ユニバーサルセンターの施設の概要、建設並びに管理運営の方向が大分大きく修正されようとしているわけですが、その内容を市民や議会に明らかにすべきだと私は考えております。緑のまちづくりについて施政方針の中で市長は九電との連携を明記し、今後10年間、九電に苗木を提供してもらうとの前提で予算計上がされているという趣旨の説明がありましたが、根拠も不明確だし、納得もできません。九電の地域への還元という趣旨には異論はありませんが、古賀市からみれば、九電も今後は入札で決定されるかも知れない電力供給業者の一つであります。蛇足ではありますが、私はかつてこの公園を鉄塔公園と言ってきましたが、このままでは九電の森鉄塔公園になってしまうのではないでしょうか。  教育予算についてですが、私は全体としてやはり教育施政方針が必要不可欠との判断を強くいたしました。教育委員会としての主体的で明確な教育ビジョンと事業概要の提案がなければ予算編成に反映することは不可能だと思います。学校施設調査整備計画書策定業務委託1,800万円については、その根拠が十分わかりません。中学校などでのエレベーター設置やトイレ改修など、既に明らかな学校施設の改善内容があることから、2003年度から、いや2002年度からでも早急に取り組むべき問題だったと私は判断しており、この計画策定業務委託が必要な施設改修を先送りするようなことがあってはならないと考えるわけであります。学校用務員は2002年度には古賀東、舞の里、古賀中、西小の4校が臨時雇用になろうとしています。学校用務員の前倒しで全面廃止を求める声もあるようですが、私は学校における今後の教職員と子どもの関係のありようを考えますと、絶対容認することができませんし、少なくとも臨時雇用化した後の実情の変化について教育委員会はしっかりとした把握をすべきであると思います。  以上、委員会で指摘した点は省略し、最終的にしぼられた点、一般質問で明らかになった点などを述べましたが、私の反対討論としたいと思います。 119 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。田中君。 120 ◯議員(17番 田中 邦穗君) 13号議案、原案に賛成の立場で発言をいたします。  長引く景気の低迷といつまで続くぬかるみぞといった感じの中央政局のごたごた続きで社会全般に暗雲が垂れ込めたような暗いムードにあります。しかし、私は今時、予算特別委員会での審議を通じまして、平成14年度一般会計予算の中にいく筋かの古賀市の未来への光明を見い出した思いがいたしております。そのことを申し述べて賛成討論にかえたいと思います。  まず第1は、大幅な歳入減の中にあって、自主財源である市税が対前年度2億1,600万円、率にして3.73%の増が見込んであるということであります。市債を除きまして歳入の増減をみてみますと、対前年度減になるものの合計が地方交付税2億1,000万円の減を筆頭にして、合計15億4,430万4,000円の減少、対前年度増になるものの合計が市税の2億1,600万円、対前年度3.7%増を筆頭にしまして、計3億145万6,000円の増であります。差し引き12億4,284万8,000円の対前年度大幅減という厳しい状況にあります。  国、県にかかわる歳入のことごとく減少している中で、市税が何と2億1,600万円の増収が見込めるということであります。大方の市で、市税が漸減傾向にあることを勘案いたしますとき、このことは古賀市の可能性と申しますか、古賀市の元気のよさを示すものとして大変心強く感じているところであります。  第2点目、この平成14年度予算は、中村市長にとっては1期目の在任期間が4分の3を終え、1期目の仕上げを意味する予算でもあります。しかしながら、厳しい周囲条件と財源難の苦しい状況の中にありまして、予算編成はかなりの御苦労があったのではないかと推察いたします。  支出面では、経常経費の削減シーリングを設け、そして全組織を挙げての相違と工夫をこらしての編成であったと伺っておりますが、その中で、福祉や環境、そして教育など、行政サービス提供に支障をきたしてはならないという責務遂行の意欲を随所にみることができました。このことは、内政的には健全財政の確立につながり、市民の側からみれば、行政に対する信頼の確保につながるものであると思っております。  3点目は、限りある財源の中とはいいながら、必要な予算はふやし、不必要なものは削るという固い意思で新規事業が展開されているということであります。中でも、個性ある美しい街並みづくり基本計画策定事業、広域物流拠点事業開発研究事業、環境基本計画策定事業、省エネビジョン策定事業、国際交流事業、生涯学習基本計画策定事業、女性ホットラインの開設などは財政の健全化を前提とした手づくりの夢、すなわち市民に対して未来への夢を提示しているものと私は理解いたしているところです。  以上、私が感じました光明、すなわち市税が対前度2億1,600万円増収となること。2つ目に行政に対する信頼をつなぐサービスの確保、提供、3番目に市民に対する未来への夢の提示、このことについて感じたままを申し述べました。  最後に、市長は一昨年度から年間テーマを決めて、メリハリのある政策運営に取り組んでこられております。まことに結構なことだと思います。メリハリという言葉の一つの意味に、物事の判断や処理が迅速なこと。クイックという意味が含まれているということだそうであります。どうぞ市長のリーダーシップでそれぞれの事業がクイックリーに取り進められますよう要望いたしまして、賛成討論といたします。 121 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。矢野治男君。 123 ◯議員(6番 矢野 治男君) 第13号議案平成14年度一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。  地方財政の重要な財源として交付されます地方交付税は制度の見直しにより、前年度比4%減という厳しい状況下において、市債12億6,170万円との発行額をふやすことなく、歳出面で経常経費について一定の削減を打ち出し、償還面では、福岡企業団繰出金6,833万円、前年度比1,000万円増額の繰り上げ償還が計画がなされ、施策全般にわたり創意工夫が加えられてあります。  地方債の当該年度、元金償還見込み額は13億4,074万円と市債発行額を上回っております。これは子孫に借財を減らすことになり評価いたします。経済危機が叫ばれる社会でリストラ、失業率アップと、古賀市内においても多くの失業者が推測されます中で、14年度予算は市職員定数をふやすことなく、嘱託、臨時職員の増員により、この項目、前年度比5,000万円の増額が計上されております。これを高く評価いたします。  学校週5日制、新学習要領が4月から実施されます。学校グラウンドの夜間開放に向けて照明設備の1カ所設定の予算が計上されております。私の提案がかない、感謝いたしますとともに、地域の中で体力、気力の充実したたくましい子どもが育つことを願います。また、この施設が1カ所だけでなく、順次、拡充を要望いたします。  以上、3点を強く評価し、予算査定に携われました財政課を初め、全職員の御苦労に敬意を表し賛成の討論といたします。 124 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。納冨君。 126 ◯議員(10番 納冨 育代君) 賛成の立場で討論いたします。  地方自治体の財源として大きな比重を占めている地方交付税が一律4%カットされる厳しい状況の中で、前年度比19.3%と大幅減の当初予算となっているにもかかわらず、先ほどの同僚議員の賛成討論にもありましたように、公債費の返還が昨年度より増額されているのみならず、市債の発行を抑える自助努力もして、市債の依存度を昨年度より11.2ポイントも下げたことをまず初めに評価いたします。  そんな中、歳出面では、経常経費を5%削減した上でおおよそ先ほどの委員長報告にもありましたが、特に生きがい活動支援センターのオープンなどで介護予防事業をますます充実させていくこと。エンゼルプランに沿ったファミリーサポート事業と保育所体験の特別保育の前倒し実施、希望の多い防犯灯設置補助の5割増額、暮らしの便利長の作成、女性ホットラインの開設などなど、全体的にはハード面よりソフトの事業、日々の暮らしに直結した施策への工夫が読み取れますし、学校教育では、学校自慢や総合的な学習の予算化など大きな額ではないものの、新学習指導要領に対応しようとする努力が予算案から伝わってきます。また、個性ある美しい街並みづくり基本計画、環境基本計画、生涯学習基本計画の3つの基本計画と、ほかに省エネビジョン、農村環境計画、学校施設整備計画の3つの計画も策定が予定されています。これらは第3次古賀市総合振興計画を具現化していくための計画づくりとして支持いたしますが、計画のための計画ではなく、今後のまちづくりに生かせる実行性ある計画策定となるよう最後に強い期待を表明しまして賛成討論といたします。 127 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。篠崎君。 129 ◯議員(13番 篠崎 秀人君) 私は13号議案に賛成の立場で討論いたします。  地方交付税前年度比4%減という状況下において、歳出面で経常経費については一定の削減を打ち出し、事務事業の見直しと経費の節減に努め、限られた財源の効率的配分を図って予算編成を行ったとなっています。  そのような厳しい財政状況下でありますが、創意工夫をしながら目新しい事業に取り組みがなされているようです。具体的に申し上げますと、個性ある美しい街並みづくりのため基本計画策定事業、それから、女性政策事業でこが女性ホットラインの開設、また暮らしの便利帳の作成、エンゼルプラン推進事業としてのファミリーサポート事業、保育所体験特別事業など、保健事業として肝炎ウイルス検査、それから、環境の問題に関して、環境基本計画の策定、省エネビジョンの作成、農林の林業関係で2年目でありますが、涵養森林造成整備事業補助などがあります。  教育関係では、新年度より学校週5日制、総合学習の完全実施となりますが、学校施設の耐久度の調査や、学校開放を前提とした新世代型の義務教育施設を計画的に整備するために、学校施設の整備計画の策定、それから、学校自慢への補助などがあります。  施設整備では、学校グラウンドの夜間開放に向けて照明灯の設置、また人材バンクの再構築、通路にアートウオール事業の実施、子どもたちを通した世代間交流事業わくわくフェスタの支援等々、財政の厳しい折にかかわらず新しい事業を展開したことは評価しておきたいと思っております。  また、平成14年度のテーマとして、今後10年間のまちづくりの指針である「新まちづくり計画」を踏まえて、交通と交流になっておりますが、まず、交通につきましては、南北に走る交通網はある程度整っていますが、東西の交通網の整備が極端に遅れていますが、古賀市民の相互の交流を深めるためにも緊急の課題であるとしています。具体的には、牟田栗原線は国道3号線から筑紫野古賀線まで14年度完成を目指して、中川熊鶴線JRアンダーパスの完了、JR日吉アンダーパスに着手、都市計画街路中川熊鶴線の計画街路の実現、県道町川原福岡線青柳付近、清瀧古賀線米多比付近の拡幅に取り組みますとなっています。  そこで私が言っておきたいこととして、工事着手しているところを含め、特に計画中のところについては、市長、助役、担当部課長がよほど頑張らないと実現できないのではないかと思われますことから、国、県への陳情、行政は是としない面もあるにせよ、計画倒れに終わらないよう財政の厳しい折、これの実現に向けて相当の決意を求めておきたいと思っております。  交流については、「輝く未来へ、はつらつ交流都市こが」と掲げているように、今後もあらゆる角度から交流というテーマを追求していきたいとしています。具体的に地域での世代間交流や高齢者と子どもの交流や九電とタイアップして古賀市10万本ふるさとの森づくり、青少年の交流の場づくり、民間を中心とした国際交流等々となっていますので、さらに市職員の先進市との交流や職員の企業や法人への研修とか姉妹都市構想など意見を付しておきたいと思います。  交通と交流につきまして述べましたが、12年度テーマを環境と健康、平成13年度テーマをまちの美化と青少年教育として事業推進してきましたが、この年間テーマは職員一人一人が自覚して進めていくことが求められます。今はすぐ効果としてあらわれなくても、このように、行政にメリハリをつけていくことは市の特徴づくりにもつながることで、一定の評価をいたしたいと思っております。  最後に、行政改革の一環として、現在進行中の保育所再編計画や学校用務員の臨時職員化については、自信をもって強力に進められることを、さらには給食センターの民営化、臨時職員化について長期的な視野に立って調査研究に取り組まれることを意見として申し上げておきたいと思います。  1点だけ、この予算案に異議を唱えておきます。  人権政策についてでございます。一般質問でもいたしましたように、本年度で地対財特法が失効しますことから、執行部の同和問題から人権問題への政策の転換を求めていましたが、あいもかわりませず同和地区活動助成補助とか、自動車免許取得補助などにみられるように、同和問題を人権施策の中心に据えてという方向でしか進まないようで残念でなりません。私は、この際、同和問題を人権の一つの課題として多くの人権の課題を据えた新たな施策として打ち出すべきであることを求めておきたいと思います。さらに、今後もこのことを求め続けいくことを意見として付しておきます。  この予算案を総合的に判断しますれば、この財源難の中での前述のとおり、予算編成には創意工夫があったことを評価して賛成討論といたします。 130 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。ございませんね。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第13号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立16/18名〕 133 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第13号議案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。正面の時計の11時に御参集願います。                        午前10時48分休憩             ………………………………………………………………………………                        午前11時00分再開                        〔出席議員19名〕 134 ◯議長(前田 宏三君) 休憩中に引き続きまして会議を再開いたします。  次に、第14号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 135 ◯議員(5番 内場 恭子君) 14号議案国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論いたします。  まず、市では発行していなかった資格証、短期証明書を発行している。このことを大きな問題だと考えます。これは市民の診療の機会を少なくし、命にかかわる大きな問題です。市民が診療の機会が少なくなれば診療抑制につながり、また大きな病気の発見等をおくれることになります。そうなれば非常に重大な状態になり、このことが医療費を押し上げる原因の一つにもなると考えます。市民の病気予防のため、健康で安心できる生活を保障するためにも、そして医療費削減のためにも重大な状態になる前に治療を受けやすい制度にする。こういう保険制度になるべきだと考えております。  国保税の納付についてもです。国保税の納付の仕方についても被保険者の生活の状況にあわした分割納付や減額納付、この個別な対応をしていただきたいということを願います。特に、国保税の滞納者の増加が心配されています。この滞納者の方々それぞれ理由があると思いますが、この個別の理由等を、またその実態等をつかみ、柔軟な対応、それから、分割納付等についても御相談をしやすい状況にする。こういう点を十分に対応すべきだと考えます。  一般会計からの繰出金をふやして、市民の方々の国保税を引き下げてほしいというこういう思いを持たれてる市民の方たくさんいらっしゃいます。この市民の願いにも答えていないという点から、この国民健康保険特別会計予算に反対いたします。 136 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    139 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第14号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 140 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第14号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第15号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 142 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第15号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 143 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第15号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第16号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。ございませんね。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第16号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 146 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第16号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第17号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。内場君。 148 ◯議員(5番 内場 恭子君) 17号古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について賛成の立場で討論します。  2002年3月を持ちまして地対財特法の法切れを迎えます。この古賀市での住宅新築事業貸付事業も貸し付けは終了し、現在は貸付金の償還事務に関する事務だけを行っているということです。私、今まで今回の予算を十分に検討し、見直しをさしていただいた結果、市民への負担をより少なくし、1日も早い償還を完了するということが一番大切だと考えます。償還予定を過ぎても償還がすまれてない方、滞納されてる方に対して、償還への努力を進めていただくということは重要なことだと考えます。その方法の一つとして、宗像市等で行っているように、悪質な滞納者に対しては、訴訟をもじさない、裁判をもするというこういう強い対応をきちっとした対応をとっていただくことを条件といたしまして、1日も早い償還を求め、完了を進めるということで賛成いたします。 149 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第17号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 152 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第17号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第18号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 153 ◯議員(5番 内場 恭子君) 18号議案の古賀市介護保険特別会計予算への反対の立場で討論いたします。  介護保険制度の導入で本当に安心して老後が過ごせる。そういう介護保険への期待は大きなものとなっていました。しかし、今古賀市でも保険料や利用料が高い、利用したくても空きがない。待機しなければいけないというような不満の声が出ております。これに対する対応が十分にできていないという点、また、古賀市内の、低所得者の方への保険料、利用料の減免制度をつくってほしいというような要望があります。しかし、これに対する対応もとられていない。介護の必要な高齢者の方が安心して介護を受けられるようにしてほしいというその願いをかなえるためにも保険料、利用料の減額、減免制度をつくる必要があります。しかし、古賀市はこの考えを持っておりませんし、そういう対応をしておりません。こういう点から反対をいたします。 154 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。豊田君。 155 ◯議員(14番 豊田みどり君) 賛成の立場で討論いたします。  介護保険制度が始まって今度3年目を迎えます。平成14年は高齢者福祉計画介護保険制度見直しの年です。13年の実態調査をもとに課題を探って介護保険事業計画策定の予算がなされています。現在、介護保険制度を利用している人も、していない人も保険料を納めている第1号被保険者、第2号被保険者もこの制度をよく理解し、また生かされるよう、さらに介護保険制度の周知徹底を行い、サービス利用者、サービス提供事業者の声を反映させ、よりよい制度となるよう要望して賛成討論といたします。 156 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第18号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 159 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第18号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第19号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第19号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 162 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第19号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第20号議案の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 163 ◯議員(5番 内場 恭子君) 第20号議案古賀市水道事業特別会計予算へ反対の立場で討論いたします。  古賀市民の方々が毎日飲まれる水、これを安心できてしかも安全な水にする。この飲料水の確保は本当に大きな問題で課題です。これに対する職員の方々も日々の努力、また水道料金徴収への職員の方の尽力には本当に頭が下がる思いで評価したいと考えます。  しかし、市民の方々の命の水、この水道料金へ消費税を課税することには私は反対いたします。このことから水道事業特別会計予算に反対いたします。 164 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。仲道君。 165 ◯議員(2番 仲道 誠明君) 賛成の立場で意見を申し上げます。  この事業会計の説明によりますと、一部の地域において接続可能な全世帯数に対して、実際現在使用しておる戸数が10%を割るというような状況であると、こういう説明がございました。私の聞き及ぶ範囲によりますと、どうもなかなか普及が進まない原因の一つに加入負担金の問題がございます。このことと、まずこの負担金の支払いについて事実上負担感を感じないような支払い方法に工夫をするとか、あるいは現在、供給できる体制の水が事実上、在庫で眠っているといいますか、事業そのものが独立会計になっておる以上は、水を商品としてみた場合に、これは販売できるような工夫が要ると、それから、多額の設備投資をしておるにもかかわらず、それが稼働してないということは、設備そのものが塩漬けになっておると、投資効果が現在出ていないと、こういうことを考えますと、普及促進を図るための水道料金に一部工夫をして、買う側の市民にとって買いやすいようなそういう料金体系というものを普及機関を定めて工夫をするというような対策を講ずることによって、設備が早期に稼働する。あるいは安全で快適な水を市民が利用できるようなそういう体制を早く実現してもらいたいという意見を示して、賛成としたいと思います。 166 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。渡君。 168 ◯議員(3番 渡  久行君) 私は平成14年度古賀市水道事業会計予算について賛成の立場で討論いたします。  水は私たち生物にとってとても重要な存在で大事にせねばならないわけで、また安心しておいしく飲める水は無限に存在する資源ではありません。この水を育む、またつくり出すのは水源涵養林なのです。この涵養林の育成に補助金を出される項目をつくっていただいておりますが、今後、この問題を重要な項目として位置づけしていただきたいと要望し、賛成討論といたします。 169 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。豊田君。 171 ◯議員(14番 豊田みどり君) 賛成の立場で討論いたします。  水道企業会計は、今健全に行われていると評価しています。飲み水の不足しがちな福岡県民は命の水の大切さが身にしみています。しかし、水を所管する機関は国も地方も一元化されておらず、縦割り行政の弊害から各自でいろいろな問題が起きています。水の循環を一本につなげる水政策が必要と考え、またこれを今後要望したいと考えながら今回の予算には賛成したいと思います。 172 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 174 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第20号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 175 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第20号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第15.意見書について 176 ◯議長(前田 宏三君) 日程第15、意見書について、第30号議案小児救急医療制度の充実強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。  本案は3月11日の本会議において質疑まで終結をいたしておりましたので、これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 177 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。渡君。 178 ◯議員(3番 渡  久行君) 私は小児救急医療制度の充実、強化を求める意見書案に提出に際し、賛成の立場で討論いたします。  私はある小児科の先生を尋ねお話を聞く機会を得ました。小児科を開業するようになるには、大学を卒業してもほかの科目の医師よりも、病院等で長く経験を積む必要性がいるということで、後継者が少なく、また小児科医志向の抑制に一層の拍車をかけている実態を知りました。これは例でございますが、東京都内で365日、24時間小児科医が仕事をしている救急指定病院は、大学病院を除けば20カ所程度であります。小児救急の一番の問題は、夜間にフル稼働できる小児科医が少ないことであります。受け入れ体制の整った病院には時間外の小児患者が集中します。また、府中市でも人口23万人人口があるわけでございますが、ここには7人しか小児科医がいないということで、どうしても内科医にお願いをするしかない。結局医療の質は落ちる。また医師会、診療所や休日診療所に小児科医はいないということでございます。  それから、埼玉県幸手市で生後2カ月の赤ちゃんがミルクをのどにつまらせました。救急車で近くの病院に運んだが、この病院には専門医がおらず、治療はできないと断った。赤ちゃんはこうして次々に治療を断られ、5カ所目の病院でやっと手当てを受けたが、既に手遅れであった。このようなことが現在も起こっているわけですので、政府に対し、意見書を提出することに議員皆様の御理解と御賛同をいただきますようお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。  なお、福岡地区でも立ち上げの委員会はできているようでございますが、実態としてはまだ稼働はしていないということでございます。  以上でございます。 179 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 180 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
                        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 181 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり意見書を提出することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 182 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第30号議案は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第16.第31号議案 工事請負契約の締結について(市営住宅平田団地建替事業建築1期工事) 183 ◯議長(前田 宏三君) 日程第16、第31号議案工事請負契約の締結について(市営住宅平田団地建替事業建築1期工事)を議題といたします。  本案は3月11日の本会議において大綱的質疑まで行っておりましたので、これより質疑に入ります。豊田君。 184 ◯議員(14番 豊田みどり君) 先日の説明のときにお伺いしておりました集会所の件についてお尋ねします。今回、設計の資料が漏れていたという御説明ありましたんですけど、この集会所はバリアフリーについてはどのような配慮がなされているのかお尋ねします。 185 ◯議長(前田 宏三君) 建設課長。 186 ◯建設課長(松崎 正直君) まずバリアフリーにつきましては、まず入り口関係はスロープで玄関まで入っていただきます。玄関から、それから、集会所すべては大体フラットにいたしておりまして、段差をなくしておるという状況でございます。  以上です。 187 ◯議長(前田 宏三君) 豊田君。 188 ◯議員(14番 豊田みどり君) トイレの出入口の戸が開き戸でしょうか、それか引き戸でしょうかお尋ねします。 189 ◯議長(前田 宏三君) 建設課長。 190 ◯建設課長(松崎 正直君) 開き戸でございます。 191 ◯議長(前田 宏三君) 豊田君。 192 ◯議員(14番 豊田みどり君) またこれ福祉関係の担当の課と協議なさって、ぜひだれでもが使いやすいものということで、できるだけ入り口の扉は引き戸に検討を願いたいと要望としますけど、御検討いただきますようお願いしたいと思います。 193 ◯議長(前田 宏三君) ほかにございませんか。納冨君。 194 ◯議員(10番 納冨 育代君) 200人槽の浄化槽が設置されることになってますが、この工事費は多分かなりのもんだと思うんですけど、この地域の集落排水の予定はいつごろになってるんでしょうか。 195 ◯議長(前田 宏三君) 財政課長。 196 ◯財政課長(渡  孝二君) ちょっと私財政課で、私の課が申し上げるのも何ですが、ちょっと今おりませんので、この地域につきましては、公共下水道事業の区域でございまして、一応の私おりましたときの計画でいきますと15年、平成15年──失礼しました。20年以降ということで計画になってたかと思います。よろしくお願いします。 197 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 198 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 200 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 201 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第31号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第17.意見書について 202 ◯議長(前田 宏三君) 日程第17、意見書について、第32号議案地方の地域巡回バスの運行確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。  本案は3月11日の本会議において大綱的質疑まで行っておりましたので、これより質疑に入ります。ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 204 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。奴間君。 205 ◯議員(9番 奴間 健司君) 私はこの意見書案について賛成の立場で討論を行いたいと思います。もともとことしの2月1日からこの規制緩和、改正道路運送法が施行されたわけですが、根本的にはやはり国が赤字路線をいわば切り捨てるような政策転換をしたことについては国民の移動の権利を剥奪する。損なうという意味で、私はその点については非常に遺憾なことであるというふうに考えております。  しかしながら、そういうもとで地域住民からは非常にこの地域巡回バスの実現を求める声が強くあるわけで、地方自治体がこの地域巡回バスを導入するに当たって、やはり財源の問題が非常に大きなネックになっていることも事実であると思います。特別交付税で一定のメニューはあるようですけども、まだまだその条件などについては、あるいは将来性について不安材料が多いことから地方自治体が地域住民の要望にしっかり答えられるためにも、国による財政措置を強く求める。そういう立場からこの意見書案に賛成をしたいと思います。  あわせて古賀市におきましても、福岡都市圏で春日市や大野城市が年度内、来年3月には地域巡回バスを運行したいということが報道されてるわけですけども、古賀市におきましても、できるだけ早くこの地域巡回バスの実現に向けて、今まで以上の努力をしていただくことを期待しながら、この意見書案に賛成をしたいと思います。 206 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 207 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり意見書を提出することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 209 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第32号議案は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第18.第33号議案 古賀市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 210 ◯議長(前田 宏三君) 日程第18、第33号議案古賀市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  趣旨説明を求めます。舩越嘉彦君。                       〔舩越議員 登壇〕 211 ◯議員(8番 舩越 嘉彦君) 第33号議案古賀市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。  平成14年4月1日から同和対策課が人権・同和政策課の名称されることに伴い、条例の改正を行う必要が生じたことからこの条例を改正するにあたり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第1号の規定により市議会の議決を求めるものであります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 212 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。内場君。 214 ◯議員(5番 内場 恭子君) この33号議案の委員会条例の一部ということで課の名称変更に伴う名称の変更ということですが、これについても課の名称の変更自体を私反対いたします。  まず、人権・同和政策課という名称ではなく、人権政策もしくは人権課というふうな名称の方がよいと考えますので、これについて反対いたします。 215 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 216 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 217 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 218 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立17/18名〕 219 ◯議長(前田 宏三君) 起立多数であります。よって、第33号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────    日程第19.資源循環型社会対策特別委員会の報告について 220 ◯議長(前田 宏三君) 日程第19、資源循環型社会対策特別委員会の報告についてを議題といたします。  本件について委員長の報告を求めます。資源循環型社会対策特別委員長。                 〔仲道議員 登壇、奴間議員 副委員長に着席〕 221 ◯資源循環型社会対策特別委員長(仲道 誠明君) ただいまより最終報告を行います。  資源循環型社会対策特別委員会最終報告、委員会の目的と経過、資源循環型社会対策特別委員会は、2000年3月に資源循環型社会構築についての総合的な調査研究を目的に発足しました。以来、2年間にわたって精力的に調査、研究を行ってまいりました。  そもそも資源循環型社会とは、廃棄物の発生を抑制し、再使用、再利用を進め、最後に、適正に処分する。こうした物質循環が実現し、天然資源の消費が抑制され、環境への負荷が軽減された社会であります。  その実現のためには、国、地方自治体、企業、市民が一体となった取り組みが不可欠で、大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会のあり方、市民のライフスタイルを根本的に見直す必要があります。  当委員会はこの目的のために、事業系一般ごみの問題、生ごみの資源化の問題、廃プラスチックの問題などにテーマを絞りながら調査研究を行ってまいりました。  2000年6月、12月、2001年9月、12月の中間的報告や提言を踏まえ、今回最終的な報告と提言を行うことになりました。なお、今回の報告は、提言を中心とすることから、調査研究の詳細は資料集として別途提出しております。  古賀市のごみ発生の現状と取り組みについて、1、古賀市におけるごみ発生量について、2000年度に古賀市では、福間清掃工場に可燃ごみを1万7,314トン、不燃ごみ1,094トンを搬入しました。右肩上がりで増加してきた搬入量が対前年度比で、可燃ごみで307トン、不燃込みで404トン、初めて減少しました。自己搬入分は若干ふえたものの、家庭系可燃ごみで56トン、事業系可燃ごみで274トン減少しました。これは市内全域での分別収集、事業系の有料化などを契機に、市民・事業者の努力の結果といえます。  しかし、2002年1月時点では、対前年度同月日で可燃ごみは家庭系が241トン減少しましたが、事業系が312トン増加、自己搬入が42トン増加、全体で114トンの増加となりました。また、不燃ごみは、家庭系が56トン減少、事業系は40トン増加、自己搬入が36トン減少し、全体で53トン減少しました。  以上のことから、家庭系は減少傾向がみられ、事業系は増加傾向にあり、ごみの減量化・資源化にとって事業系の対策は大きな比重を占めています。  次に、古賀市における取り組みについて、家庭系の減少傾向の背景として2000年度から市内全域で実施された分別収集、古紙等の集団回収、生ごみの家庭用処理機の補助制度や市営住宅における堆肥化実験等の行政施策とともに、市民グループによる廃プラスチックの自主的回収などが上げられます。こうした取り組みや西部清掃工場建設問題を契機に市民の意識が高まり、エコけんの廃プラスチック自主的回収の取り組みやコンシューマーのごみサミットの開催が継続発展し、市民の啓発や意識改革につながったと考えられ、市民と行政の共同の効果を上げつつあります。  一方、事業系が増加傾向にあるとはいえ、2000年7月の事業系一般ごみの有料化を契機に各事業所で減量化・資源化の努力が始まりました。大型店では、段ボール、紙類の分別を徹底するなど、減量化を実現しました。自主的に生ごみ処理機を導入したラーメン店などもあります。  食品工業団地では、2001年7月より1カ月で40トンから45トンの動植物残渣を大分県日田市で飼料や堆肥にする処理が始まりました。また、給食センターや事業所の廃食油は市内の業者で再生処理されています。  以上のことから、古賀市内にはごみの減量化・資源化を促進するために、市民、事業者の中に意欲、経験、実績があることがわかります。しかし、市民や事業者の取り組みを評価したり、進んだ経験を広め、情報を提供するなどの基本的なことが行政に欠けているといわざるを得ません。さらに、資源循環型社会に向けた目標設定、強い意思と精力的な取り組みが不足しておりその解決が求められています。  当委員会は、この2年間、地方自治体、事業者等のさまざまな先進的取り組みを視察してきました。行政、市民、事業者の共働が前提ですが、行政サイドの姿勢がしっかりしていれば、ごみの減量化・資源化に向けて確実な成果を上げられることを痛感してまいりました。  次に、古賀市における今後の取り組みに向けた提言、1、家庭系ごみについて、1)、家庭用生ごみ処理機の普及、共同処理施設の整備を促進すること。生ごみは可燃ごみの約40%と推計されています。一般家庭における生ごみ対策として、家庭用電気生ごみ処理機を全世帯の12%、EM菌容器5%、その他の機器5%の普及促進を図るほか、市営住宅団地の生ごみ共同処理施設、サンコスモ、市内全保育所に処理機を設置するなど徹底した減量化・資源化を促進します。  また、給食センターから排出される生ごみは年間8.3トンの堆肥にされていますが、夏期の臭気が問題とされており、その対策が求められています。生ごみの堆肥化について先進自治体、民間事業所の視察を行いましたが、課題とされている塩分、脂肪等は使用目的に応じた処理を研究すれば問題はなく、消費市場についても取り決め次第で解決可能との感触を得ております。コストについては、重要な問題でありますが、専門機関と連携して研究するなど、検討の価値はあります。  2)、剪定枝葉をチップ化すること。現状では、シルバー人材センター、民間の庭園業者によって処理されています。現状における排出量の詳細な実態は把握できておりませんが、庭園業者からの聞き取り調査によると、1戸当たり年間約500キログラムと予測しています。既に、小郡市が採用している樹木粉砕収集車を導入し、チップ化するなど有効な対策を求めます。  3)、廃プラスチックを分別品目に加え、70%の回収を目指すこと。重量は軽いがかさが高いので、生活の見直しにつながり、全体のごみを減らす効果が大であることが回収を続けている市民グループの活動で明らかであります。
     同グループのデータによると1世帯当たり1カ月平均2.24キログラム回収されています。古賀市における年間消費量は平成12年度で約530トン、平成22年度では約605トンと推計されますが、分別品目に加え、70%の回収を目指し、官民一体の取り組みが求められます。  4)、マイバック運動を強力に進め、15%の排出抑制を図ること。レジ袋の消費量は国全体で年間30万トン、人口1人当たり年間250枚、2.5キログラムと推計されています。小売店の理解と協力を必要としますが、市内の某スーパーマーケットは、ポイント制を打ち出し意欲的な取り組みもみられます。レジ袋の消費量を減らすためのマイバック運動を強力に進め、15%の排出抑制に取り組んではいかがでしょうか。  5)、雑プラスチックは埋める以外に処理方法がないといわれているが、今後重要な課題であり、調査研究すること。  6)、古紙、古布等を分別品目に加え、新聞紙の回収は100%の回収を目指すこと。新聞販売店の話によると、平成12年度における新聞の市内配布枚数は、朝刊2万400部、夕刊約3,200部、新聞紙の重量は約170グラム、チラシは約135グラムと聞いています。排出重量に換算すると、年間約2,027トン、平成22年度では2,301トンと推計されます。現在、資源回収の品目では、新聞紙のおおよそ68%が回収されていますが、地域によって取り組みに差があり、100%の回収を目指すため、全体の統一した資源化が必要であり、分別品目に加え、効果を高めることが求められます。  7)、常設の回収ステーションを設置すること。現在、市庁舎内に臨時用の設備がありますが、さらに回収効率を上げるため、常時利用できる常設の回収ステーションの設置を求めます。  以上の推進を図ることによって、大まかな試算ではありますが、平成22年度、2010年度時点で、人口1人当たりの家庭系可燃ごみの原単位は301グラム減ずることがわかりました。  2、事業系ごみについて、1)、事業系可燃、不燃ごみの搬入量を正確に把握すること。事業系については、専用パッカー車ないしは事業系と確認できるマーク等をつけた車両で搬入し、清掃工場入り口でその搬入量を正確に把握できるよう対策を講じる必要があります。  2)、事業系ごみの資源促進懇話会(仮称)を発足すること。資源化対策の研究を深め、政策に生かすために、市、清掃工場、事業者、収集業者、有識者、市民等で懇話会を発足することが有効であると思います。  経験を交流する場としても活用し、進んだ取り組みを広報等で紹介することも効果があります。食品工業団地があることから、食品リサイクル法について、国の施策等の情報を積極的に収集し、モデル事業の具体化を追求することが特に求められています。  3)、エコ事業所の紹介、表彰制度を設けること。自主的に資源化に取り組む事業所を広報などで紹介し評価します。また、積極的な事業所を表彰したり、エコマークを設けるなど市民にPRします。  4)、事業系一般ごみの有料化について次の点を改善すること。1、週3袋制については、申請手続きの義務化を検討すること。次、多量排出業者については、重量制導入について検討すること。次、条例を守らない事業者への啓発、指導を強めること。  最後に、条例改正に向けた調査研究を行うこと。  事業系ごみの排出量については、正確な把握、最近の増加傾向の原因究明がまだできていないのが実態です。この排出量は景気動向、大型店の出店や撤退などの影響を受けやすい特徴があります。現在の推計値は必ずしも実態を反映していません。しかし、現状では、2010年に事業系を1人当たり1日378グラムとみていますが、人口推計をマスタープランの推計値に置きかえるだけで231グラムとなり、最低この数値目標が必要と判断します。  3、ごみ処理計画の見直しについて、1)、人口推計値を第3次マスタープランの人口推計値に置き換えること。人口推計値が下方修正されるだけで現計画2009年の1日の可燃ごみ処理量67.7トンが60トンから64トンになります。現計画では、2009年以降の処理量を同一値としており、その御も人口が増加する推計のもとでは、処理不可能となる計画になっています。こうした矛盾を解消して計画を見直すことが必要です。  2)、家庭系と事業系をわけて、ごみ原単位を把握する視点で計画を見直すこと。現計画のごみ原単位の考え方は家庭系と事業系を混合して推計しています。1994年以降、事業系が急増し、家庭系はやや減少した実績が推計の前提になっています。事業系は景気動向、大型店の出店、撤退など社会経済情勢の影響を受けやすい特徴があり、家庭系は特に最近減少傾向がみられます。  3)、新たな各種リサイクル法の定める数値目標を達成することを踏まえて見直すこと。現計画は、食品リサイクル法や今後施行されるパソコンリサイクル法等を反映していません。そこで、新たな法の定める数値目標を達成することを踏まえて見直すことが求められています。  以上ですが、計画を見直す基本的な視点として、排出抑制、再使用、再生利用を徹底させ、残ったものだけを適正処理するという考え方に立ち、15年後、20年後には、脱焼却の理念に立てるよう処理計画を見直すことを提言します。  4、推進体制について。1)、行政の体制、市長を中心に資源循環型社会に向けた特別の体制を確立し、体制とマンパワーの向上をはかること。  2)、市民との協働。行政、市民、事業者、有識者などによる協働の考えに基づいた組織を立ち上げること。また、市民の運動を支援し、市民参画の資源循環型社会構築のシステムを目指すこと。  3)、じん芥処理組合構成自治体の共同の取り組みに向けて働きかけること。資源循環型社会に向けて一部事務組合において各構成自治体の共同の取り組みを促進するよう古賀市として積極的に働きかけること。  最後に、基本的な考え方として、第3次マスタープランにも掲げている「資源循環型社会」の実現は、我々が果たさなければならない最優先課題であります。当委員会は、同プランの到達年度、平成22年度、2010年を目途におき、減量化・資源化を実現するための具体的対策について、自治体、民間企業、専門機関等の視察を含め、精力的に調査研究をしてきました。  2年間の調査研究活動を通じて浮き彫りになったことは、先駆的な自治体は独自の将来ビジョンを市民に示し、その実現に向けた方針と具体的施策が明確であり、トップみずから陣頭指揮をとっていることです。また、トップの意思が浸透し、機能する組織体制を確立するとともに、人材の能力が十分発揮できるような配慮がされていることです。財政運営における採算性は極めて重要ではありますが、子孫の存続を保障していくために、資源循環型社会構築にかけるコストの異議を真剣に考える時期が到来しているのではないでしょうか。  さらに、注目すべき点として、市民グループ、大学の研究室、民間企業や専門機関との密接な連携があり、文字どおり官民一体の取り組みが展開されていることであります。  資源循環型社会の実現への活動は、自然界を本来の姿に限りなく戻すことであります。人間も自然界の構成要因であればこの命題を夢に終わらせてはなりません。現下の社会、経済情勢における自治体運営は、非常な困難を伴うと思量されますが、真の福祉実現のため、創造的な取り組みと勇気ある決断に期待します。  以上をもって、資源循環型社会対策特別委員会の最終報告とします。なお、資源循環型社会に向けた取り組みを推進するために、後ほど、政府、国会並びに古賀市外1市4町じん芥処理組合に対する意見書を委員全員の連名で提出いたしますので、御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 222 ◯議長(前田 宏三君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。                   〔仲道議員・奴間議員 自席に着席〕 224 ◯議長(前田 宏三君) 以上を持ちまして資源循環型社会対策特別委員会の調査は終了いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第20.意見書について 225 ◯議長(前田 宏三君) 日程第20、意見書について、第34号議案資源循環型社会構築本格的推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。  趣旨説明を求めます。奴間健司君。                       〔奴間議員 登壇〕 226 ◯議員(9番 奴間 健司君) 第34号議案資源循環型社会構築本格的推進を求める意見書の提出について趣旨説明を行います。  資源循環型社会対策特別委員会は、この2年間、古賀市における資源循環型社会に向けた取り組みについて調査研究を重ね、先ほど最終報告を行いました。この課題はいうまでもなく、一自治体でできることではありません。とりわけ政府の果たすべき役割は大きいと思います。  特別委員会が調査研究を実施している最中に、循環型社会形成推進基本法が制定され、家電リサイクルの施行、昨年5月には食品リサイクル法が施行されました。特別委員会の存在がまさにタイムリーであることを痛感した次第であります。しかし、法律が幾ら整備されても資源循環型社会は実現できません。例えば、ドイツやデンマークなど環境先進国においては、発生、抑制を徹底したりあるいはペットボトルも何10回となく再利用可能なものを製造しているように、生産、流通、回収、再利用、すべての段階でリサイクルしやすいような対策が必要不可欠です。  また、古賀市では御承知のように、食品工業団地を擁しています。食品リサイクル法が施行されても、情報提供、技術面や財政面での具体的対策が十分保障されなければ実施はなかなか困難です。これらの面では現状としては残念ながら不十分であるといわざるを得ません。そこで、政府並びに国会に対し、必要な措置を講じることを強く求め、国、地方自治体、企業、国民が一体となって、資源循環型社会に向けた本格的な取り組みを推進しようというものであります。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたしまして趣旨説明にかえます。 227 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 228 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決をいたします。本案は原案のとおり、意見書を提出することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 231 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第34号議案は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。  次に、第35号議案古賀市外1市4町じん芥処理組合に対する意見書の提出についてを議題といたします。  趣旨説明を求めます。奴間健司君。                       〔奴間議員 登壇〕 232 ◯議員(9番 奴間 健司君) 第35号議案古賀市外1市4町じん芥処理組合に対する意見書の提出について趣旨説明を行います。  資源循環型社会対策特別委員会の最終報告が先ほどなされました。委員会の活動の真っ最中に新清掃工場の建設が進められ、ことし11月には福間清掃工場がその歴史的使命を終え、12月からは古賀市内で西部清掃工場が稼働を開始するこういう時期に私たちは調査研究を重ねてまいりました。  古賀市で資源循環型社会に向けた取り組みを推進しようとすれば、当然じん芥処理組合と、その構成自治体でごみの減量化・資源化に向けた共同の取り組みを強める必要があります。例えば、生ごみの共同処理システムについても、一自治体ではなかなか困難でも構成自治体で共同して取り組めば可能なこともあると思います。  事業系一般ごみの正確な把握とその減量化・資源化についても、じん芥処理組合における統一的な取り組みが不可欠です。新しい清掃工場が稼働しようというこの時期にこそ意識的な取り組みが求められています。これを後回しにすれば処理能力の限界を迎え、環境の悪化と構成自治体の財政負担増をますます招くことになると思います。そこで廃棄物の処理におわれる状況から脱却し、資源循環型社会の構築に向けた本格的取り組みを促進し、新清掃工場を適正に管理するために、必要な措置を講じることをじん芥処理組合に求めようというものであります。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたしまして、趣旨説明といたします。 233 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 234 ◯議長(前田 宏三君) 質疑を終結いたします。  これより、討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 235 ◯議長(前田 宏三君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 236 ◯議長(前田 宏三君) 討論を終結いたします。  直ちに採決をいたします。本案は原案のとおり意見書を提出することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 237 ◯議長(前田 宏三君) 起立全員であります。よって、第35号議案は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第21.議会閉会中の継続審査付託について 238 ◯議長(前田 宏三君) 日程第21、議会閉会中の継続審査付託をとりまとめておこないます。  ただいまから事務局により議会閉会中の継続審査付託表をお配りいたしますのでしばらくお待ちください。  それでは、ただいまからお配りいたしました議会閉会中の継続審査付託表を朗読させます。事務局長。                        〔事務局長朗読〕 239 ◯議長(前田 宏三君) お諮りいたします。ただいまの朗読のとおりそれぞれの委員会に付託いたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 240 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、ただいま朗読のとおりそれぞれの委員会の付託することに決定いたしました。             ────────────・────・──────────── 241 ◯議長(前田 宏三君) お諮りいたします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理訂正につきましては、会議規則第45条の規定により議長に委任いただきたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 242 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、誤読などによる字句、数字等の整理訂正は議長に委任していただくことに決定いたしました。  以上をもちまして、本会議に付議されました案件の審議を全部終了いたしました。  これにて、平成14年古賀市議会第1回定例会を閉会いたします。ありがとうございました。                        午後0時04分閉会             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...